日本代表ロシアW杯行方

 先日、アジア最終予選の組み合わせが決まった。

更にはU23の組み合わせも決まった。


どちらもやはり厳しい戦いが予想される。日本は過去フィジカルで押してくる相手を苦手としているからだ。


A代表は以前からオーストラリアは苦手としており、更にはアジア杯で破れたUAEが同じ組み合わせに入っている。


技術では日本が上回っているのだろう。が、しかし空中戦では殆ど無力に等しい。更に攻撃に際しては相手の守備を蹴散らす前線が乏しい事から


中盤でのパス回しに終始し勝ちである。またブラジルW杯以降明るい新戦力の台頭が観えない。

つまり組織に勢いが感じられないのだ。


前線で崩す事が難しいとなれば、如何に相手に攻めさせ、戦線を伸びさせるか?に関わって来る。この場合、リスクは高くなる分、屈強な守備陣が必要になる。


が、確実に相手を仕留めるDFにも乏しいと言える。セルジオ越後が述べているようにW杯行きは本当に五分五分なのだ。


最近のセルジオ翁はコメントが以前の厳しさが無くなった。良く言えば読者からは読み易くなったのだが、日本の実力では今回は厳しいと言えるだろう。


しかし、始まってみなければ分からないのも事実。南ア杯予選の際に、本田、岡崎の台頭をどれだけ予想した者が居ただろうか?


更には長友は南ア杯の際には某有名解説者ですら『穴』と酷評していたのだ。若手は一瞬のチャンスやヒントで大いに化ける。


現状打破を若手に期待したい。